営食養生

Dr. Yamori

カスピ海ヨーグルトのブームによりすっかり有名になってしまった「長寿博士」こと京大名誉教授の家森幸男先生ですが、実は、長年21世紀協会を支えてくださっている会員でもあります。2000年から始まったミンドロの大豆プロジェクトも家森先生との話し合いから生まれたものです。先生から応援のメッセージをいただきました。サンサーラのエッセイ『飢餓と肥満の狭間に』もご覧ください。


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「21世紀協会に期待する

家森幸男



 20世紀は地球上で西が東を征服したともいえる時代であった。とりわけ西欧世界が近代文明の恩恵を開発途上国にまで広げた後半には、世界中で生活習慣病が急増した。私どもWHOセンターの過去20年をかけた世界60地域の研究により、世界各地には健康によい伝統食があり、たとえば日本人が日常的に撮っている大豆、魚、海藻はまさに生活習慣病のリスクを下げる長寿の栄養源であることが証明された。

 21世紀協会の池田理事長は、このWHOの共同研究の成果をいち早く生かし、フィリピンのミンドロ島で大豆を植え、それをはじめて学校給食に活用しようとご苦労なさっている。子どもに健康を贈るためである。地球の未来は子どもにある。日本の子どもも大豆等日本の伝統食を食べなくなっているので、将来ますます生活習慣病が多くなる。しかし、ミンドロ島の子どもたちの身体の栄養と心の栄養を考える21世紀協会の大豆プロジェクトが成功すれば、世界の未来も開ける。すべての人々に健康という幸せを贈るためには食が重要で、その食についての教育、食育をも実践される21世紀協会を心から支持したい。



Dr. Yamori & Ms. Ikeda...実は池田理事長の実家と家森家は家族ぐるみのつきあいなのです

家森幸男先生と池田晶子理事長




家森幸男(やもりゆきお)

1937年(昭和12年)京都生まれ。京都大学大学院医学研究科博士。米国国立医学研究所(NIH)、国立心肺血液研究所(NHLBI)客員研究員。島根医科大学教授、京都大学大学院人間・環境学研究科教授。現在、京都大学名誉教授、WHO循環器疾患予防国際共同研究センター長、財団法人兵庫県健康財団会長、武庫川女子大学客員教授ほか。

高血圧の成因の研究から脳卒中ラットの開発に成功、脳卒中の予知、予防に打ち込む。高血圧や主要循環器疾患を食事によって予防するためさまざまな活動を続けている。大豆の普及活動、カスピ海ヨーグルトの普及もその一環。

著書に『「長寿食」世界探検記』(講談社)、 『Dr.Yamoriの長寿食のススメ―カラダに美味しい世界の料理(淡交社)』、『カスピ海ヨーグルトの真実』(法研)、『世界の長寿レシピ―身近な食材でカンタン調理』(主婦の友社)、『カスピ海豆乳ヨーグルト ダイエットレシピ 』(法研)など多数




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