奨学金事業


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| 概要 | 山羊牧場 | 鍛治工 | 共同農地 | 市場 | 予算 |


概要 職業訓練

 99年度は、農業学校コンプレックスプロジェクトの第1フェーズとして、卒業したマンニャン奨学生を中心に、さまざまな職業訓練を行う予定である。先にも述べたように教育の普及により、特にカラミンタオ村では確実に個人の現金収入獲得の機会が増えているが、まだまだタガログ人(一般フィリピン人)とは技術的にも能力の格差は大きい。また、知識はあっても具体的なインセンティブに乏しく、身に付いた劣等感に流されてしまう。そこで協会の各種事業にハイスクールを卒業した元奨学生を参加させながら、農業を中心とした技術を習得させ、同時に協会の現地経営自立の可能性を広げる。具体的には;

  1. シプヨ村での山羊牧場の経営 職業訓練

    農業指導員の指導のもとに卒業したマンニャン奨学生に、山羊をはじめとする牧場経営の基本を習得させる。と、同時に協会の現地収入の増加をはかる。

    Larry
    訓練予定者 Larry Viguilla(99年3月ハイスクール卒業マンニャン奨学生)
    指導者 Joeffrey Saet(総合農業構想事業責任者、農業指導員)


  2. シプヨ村での鍛冶工の訓練 職業訓練

    鋤をはじめとする農具の破損、修繕は日常茶飯事であるが、町までの交通は非常に不便(徒歩4時間、ジープで1時間、乗車待ち時間を加えると8時間にもなることがある)であり、かつ修繕費は高額である。そこで、シプヨ村の住民2名を町の鍛冶工の見習いとして訓練させ、技術を獲得させる。村で鍛冶工として活躍すれば、本人の収入を安定させることになるだけでなく、町へのアクセスが困難な周辺マンニャン村民の利益ともなる。

    訓練予定者 Baring Tomas, Bernal Camayan
    指導者 Mr. Tuscano(サンタクルス在住鍛冶工)

  3. 共同農地の管理、運営 職業訓練

    奨学生への食料供給を目的に、農地を1ヘクタール担保契約で借り入れ、トウモロコシ、野菜を栽培する。コミュニティー・オーガナイザーの指導のもとに、卒業奨学生2名を、その専属として、農業技術の獲得と経営のノウハウを習得させる。

    Wilfredo Alvin
    訓練予定者 Wilfredo Bernardo, Alvin Miranda(99年3月卒業マンニャン奨学生)
    指導者 Fernando Tuscano(コミュニティー・オーガナイザー)


  4. マンニャン市場の管理者育成 職業訓練

    99年度は郡当局との話し合いをすすめ、マンニャン専用市場(簡単な屋台風のもの)の開設を急ぐ。ここでは、3)やカラミンタオ村で生産された作物を中心に販売し、その管理者として卒業マンニャン奨学生を登用する。担当者には帳簿のつけ方や簡単な会計システムを教える。一名。

    Ailene
    訓練予定者 Ailene Bernardo(99年3月ハイスクール卒業マンニャン奨学生)
    指導者 Fernando Tuscano, Rhea Barraca, 川嶌寛之

予算 職業訓練

1)3)4)は卒業したマンニャン奨学生を対象にしたOJT職業訓練であり、また、農業学校コンプレックス構想事業の一部である。基本的には、現地収益で彼らの給与を賄って行く予定であるが、軌道に乗るまでの半年、インセンティブとして少額の給与を計上する。

訓練生4名給与(半年のみ) (P800 ×6ヶ月)×4名 = P19,200 \76,800




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