活動でめざすもの
21世紀協会はなんのために活動しているの?

理念/ビジョン
21世紀協会はどんな理念のもとで活動しているの?

使命/ミッション
開発とアドボカシーのバランスある活動で平和を実現するってどういうこと?

活動の方針
ミンドロの現場ではどのような方針の下に活動をしているの?

評価
事業はどのように評価しているの?

 設立趣意書へ
21世紀協会の法人としての設立趣意書です

※左上の同心円状の図は
ニオン・スキン・モデルと言って、タマネギの皮にならって組織の考え方を表すものです。

このページは21世紀協会の基盤となる考え方を簡単に説明します。

21世紀協会は海外の開発援助を手がけるNGOです。どうして活動を展開しているのでしょうか。また、どのような方針で活動を行っているのでしょうか。わたしたちのめざすもの、作り出したい未来を核(めざすもの)として、それをどう実現するのか(ビジョン)、そのためにどのような活動を展開するのか(ミッション)、そして、その活動の基礎となる運営方針を定めています。こうした活動を支える考え方を、タマネギの皮になぞらえたオニオン・スキン・モデルで表した上図にしたがって説明します。

より深い理解のためには、サンサーラの巻頭言集も併せてお読みください。

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活動でめざすもの
ジープに乗れるだけ乗り込んで、出発! メニューにある同心円状のオニオン・スキン・モデルでは、活動の核心に価値観、活動のめざすものを置きます。21世紀協会の場合、「多文化共生による平和で豊かな世界」の実現をめざし、活動を展開しています。さまざまな文化、価値観が対立することなく、互いを尊重しあい、互いに影響をしあってこそ、世界は豊かになります。

平和を損ねているのは争いごとです。争いごとが起きるのは、主として利害、もしくは価値観の対立からです。対立は人間が社会を形成していく以上なくなるものではありませんが、その解決に有形無形の武力を用いず、対話により、しかも双方ともが利を得ることができるような成熟した解決法が求められます。





理念/ビジョン
平和のトライアングル オニオン・スキン・モデルで次に来るのはビジョンです。

多文化共生による平和で豊かな世界を実現するため、21世紀協会は「すべての子どもに教育を」を標語に、教育の普及に取り組みます。
Peace triangle、すなわち平和の三角形。紛争の解決、貧困の撲滅、環境の保全は良き統治なくして実現しません。逆もまたしかり。しかし、良き統治は教育に支えられた人間開発、そして、人間の安全保障があってこそ成り立ちます。これらの要素すべてが複雑に入り組み、影響しあって、あるいは紛争が起き、あるいは紛争が解決します。争いのない世界をつくるには、教育こそが時間がかかるように見えてもっとも近い道なのです。





ミッション
オニオン・スキン・モデルの3層目はミッションです。

21世紀協会の場合、その使命は、海外においてはフィリピンのミンドロ島に住む少数民族マンニャン族の人間開発を手がける一方、現状を世界に訴え、政策に反映させるアドボカシー活動を展開することです。



海外活動のページ国内活動のページもごらんください

開発援助
21世紀協会の中心事業はミンドロの少数民族マンニャン族の教育を中心とした人間開発です。いわゆる「サービスデリバリー」、すなわち実際に援助を必要としている現場に入り、開発援助を展開する活動です。


アドボカシー
アドボカシーというのはわかりにくいかもしれません。簡単に言えば、黙して活動する開発に対して、声を上げ、世界に現状を訴えたり、よりよい世界を作るために動くことです。現場においてどれほど成果を上げても、手の届く範囲は限られます。現状や成果を広く世界に知らしめることで小さな開発努力が大きな波紋となって広がって行くことができるのです。





活動の方針
 そして、オニオン・スキン・モデルの外側に来るのが組織運営の現実的な指針です。核心となる価値観、「夢」の実現のためにどのように世界を理解し、そして、そのためには何をすればいいのかを明確にしたら、今度はそれをどのように運営するかを定めます。それが、Operationです。
 21世紀協会では、現場の事業運営に参加型開発適正技術、そして、文化への配慮の3本柱を指針としています。

参加型開発
 援助をする者が援助される側のニーズを分析し、事業を決定し、運営するのでは、被援助者は十分に納得しません。いいことらしいとわかるので一応ついては来ますが、なかなか身に付かないのです。参加型開発とは、最初から受益者を巻き込み、事業の企画から運営に至るまで、関係者全員が参加して協働する開発のやり方です。21世紀協会の自慢はなんと言っても、過去に援助を受けて学校を卒業した受益者が今度はスタッフとなって、同胞の開発に携わっていることです。援助の開始から10年経過したところで、援助の循環ができあがりました。これからはこの循環をどんどん強化していきます。

適正技術
 技術を受ける側の能力や経済力にふさわしい技術を提供します。農業技術を持たない少数民族には先進の農業技術は使いこなせないばかりか、収支が合うものでもありません。トラクターや化学肥料、農薬を導入したばかりに土地を手放すことになった農民の話はよく聞きます。また、化学肥料、農薬は環境にも優しくありません。協会ではパーマカルチャーを軸とした自然農法を導入しています。合鴨農法はその好例です。

文化・環境への配慮
 長年の差別により、マンニャンの人々自身がもはやマンニャンであることを誇りとせず、隠すようにさえなっています。崩壊の危機にあるマンニャン文化ですが、民族の誇りを取り戻し、現代社会にありながら、民族の文化を発展し続けることのできるような事業も展開しています。
パクパク村でPRA
合鴨農法
自転車式脱穀機
米を搗くマンニャンの子




評価
確たる理念に基づき、情熱を持って行動を起こしたら、今度は冷静に行動を評価しなければなりません。

21世紀協会方式の評価では、事業を行うことによって住民だけでなく、事業を行った21世紀協会や日本の支援者や一般市民などすべてのアクターにどのような影響を与えたか、を計ります。

2006年3月に外部評価を行いました
従来のように数値に頼りすぎた評価法ではなく、人間や地域の変化を3つの柱と7つの視点という21世紀協会が多くのNGOや開発関係者の協力を得て独自に開発した手法により評価を行います。



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