第5回JANARDワークショップ

総合的な農業へのアプローチ

失われた自然を回復し、住民を飢えから解放する試み
〜複合農業とパーマカルチャー〜

内 容  第三世界で問題となっている環境破壊の実例を取り上げ、その解決に向けたモデルとして実践されている総合農業の実例を提示します。総合農業とは、第三世界に多く実戦されているモノカルチャー(単一作物の栽培)の弊害からの脱却を目指した農村モデルで、一つの地域内で複数の作物を育て、複数の活動を有機的に組み合わせた、ある意味では明治以前の日本の農業モデルへの回帰(ポリカルチャー)です。そういった農業の考え方に地球環境や人倫を組み合わせて一歩進んだ持続可能な未来の世界のあり方としてのパーマカルチャーを紹介し、その可能性をワークショップで議論します。
 ワークショップでは、皆様の活発な討論、意見発表をお待ちしています。

プログラム詳細
日 時 2002年12月7日(土) 13:15〜17:30
場 所 八王子スクエアビル10階
 ゆうぱ〜く八王子10階会議室
 電話
(JR八王子駅徒歩2分、京王八王子駅徒歩4分)
趣 旨 環境破壊が住民に飢えをもたらしたメカニズムを解き明かし、飢えからの解放を目指した総合農業のアプローチを検証することで、モノカルチャーからポリカルチャーへ、そして、パーマカルチャーへの可能性を探る
主 催 農業・農村開発NGO協議会(JANARD)
  外務省後援
参加資格、参加費 どなたでも参加できます。参加費も無料です
定 員 70名 (定員をオーバーするときには事務局で調整させていただきます)
  ■東京近郊以外からの参加者には若干名交通費、宿泊費(宿泊先指定)を支給
申し込み いずれかの方法でお申し込みください。

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  住所  〒 八王子市散田町2-68-14
        「21世紀協会JANARDワークショップ係」




  




プログラム

Wholistic Farming and Permaculture

Coordinator 失われた自然を回復し、住民を飢えから解放する試みとしての複合農業
池田晶子(21世紀協会理事長)
Case Study

現代農業の行き詰まりと複合農業の試み
(財団法人オイスカ事務局次長 亀山近幸氏)
 モノカルチャーが飢えや土壌劣化等の自然破壊をもたらした例をあげ、ポリカルチャーに至った経緯

フィリピンの少数民族村落における総合農業の試み
〜失われた土壌の回復にはホリスティックファーミング〜
(21世紀協会 理事 ミンドロ事務所長 川嶌寛之
  ミンドロ島の環境破壊が住民、特に少数民族マンニャン族に飢えをもたらしたメカニズムの検証と、総合農業によるアプローチ

Lecture

講演 パーマカルチャーの現場から
(パーマカルチャーセンタージャパン代表 糸長浩司氏)

パーマカルチャーの考え方、実践 
アーバンパーマカルチャー(自給する都市)、エコビレッジ

糸長浩司 PCCJ代表。日本大学生物資源科学部助教授。専門分野は、環境建築,地域環境計画、エコロジカルデザイン、エコビレッジ。住民参加による計画手法の開発、農村地域での土地利用計画など。主の著書は、「2100年未来の街への旅」(学研),「地球環境建築のすすめ」(彰国社)など
Workshop 小グループに分かれ、NGOとして取り組みたい未来の農業について討論。その後発表。
Wrap-up 総括


11月19日から30日まで現地フィリピンに出かけるため、事務局を留守にします。お問い合わせに対するお返事はこのあいだできません。帰国後すぐにお返事をしますので、よろしくお願いします。



〒 東京都八王子市散田町2-68-14
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第5回JANARDワークショップ事務局

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